禁煙に伴う具体的な身体変化 | Quality Of Life

禁煙に伴う具体的な身体変化

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禁煙を始めたいと思っても、イライラしたり、集中的できなくったりして、仕事に支障をきたすのではないかと不安を覚える声も聞かれます。

禁煙を行なうことで、人体には具体的にどのような作用がもたらされるのでしょうか。タバコをやめたことで現れる症状を、一般的に離脱症状と言います。

以前は禁断症状と呼ばれることが多かったのですが、薬物などとイメージが重なってしまうため、新しく使われだした医学的な用語です。

体内からニコチンが排出されることで起こる現象で、禁煙を開始してから3日目くらいがピークとなり、長い人でも2~3週間でなくなると言われています。

吸いたい欲求をがまんするため、ストレスがたまってイライラするものですが、これをコントロールしない限り禁煙が成功することはありません。

イライラの他、禁煙時の離脱症状として主につぎのようなものがあげられます。

◆頭痛
 

禁煙開始後、およそ1週間程度で頭痛を訴える人が出てきます。これは軽いものがほとんどです。

◆眠気
 

タバコには覚醒作用があります。これが禁煙で途絶えると、体調によっては眠気に襲われる場合があります。充分な睡眠をとれば改善されます。

◆集中力低下
 

タバコへの依存を満たすことでリラックス効果を得ていた人は、禁煙で集中力が低下することがあります。タバコの代わりに、お茶やコーヒーなどで気分転換をはかると良いようです。

◆空腹感
 

ドーパミンの量が低下し、空腹を感じますが、これは実は脳の錯覚です。

ニコチンへの欲求と空腹感が非常に似ているため、このような症状が出てきます。ガムなどを噛むことでまぎらわすことができます。


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――さて、ここまで離脱症状だけに目を向けてきましたが、禁煙による体調の変化にも注目してみましょう。喫煙した場合の経過はつぎのとおりです。

まず、タバコを吸い終わった直後から始まります。喫煙後、しばらく待つと、タバコの影響で高まっていた血圧や心拍数が正常値まで下がります。

さらにそのままタバコを吸わずに半日も経ったころには、低下していた血中酸素量が正常値まで戻ります。

丸1日、禁煙を続けると、ここでようやく体内の一炭化酸素が消滅します。2日後には、ニコチンが排出され、味覚や嗅覚に異常があった人は、それが回復してきます。

1週間後には睡眠が乱れていた人は改善され、2週間後には滞りがちだった血行がよくなってきます。そして、4週間後、離脱症状からほぼ開放されます。

さらに経過を追ってみましょう。3ヶ月後には禁煙により旺盛だった食欲がもとに戻ります。

半年後には肺機能が1割程度改善され、5年後になると心臓発作のリスクが喫煙者のおよそ半分まで減ります。

そして、10年後には肺がんのリスクが喫煙者の約半分まで減り、心臓発作のリスクがタバコを吸ったことのない人とほぼ同等となるのです。

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