日本では、歯のホワイトニングのための歯磨き粉も販売されています。
歯磨き粉で毎日やっているように歯磨きをすると歯が白くなる、つまりホワイトニングの効果があるということなんです。
ですが、歯磨き粉によるホワイトニングは、本来的にはホワイトニングとは呼ばないんです。
というのも、歯磨き粉による歯のホワイトニングは歯を白くするわけではなく汚れを落として本来の色にすることが目的だからです。
歯は、本来少し黄ばんだ色をしています。
ホワイトニングのイメージでもある真っ白というわけではなく、少し濁りがあったり黄ばんだりしているのが本来の歯の色なのです。
ですから、歯を本来の状態に戻すホワイトニングの歯磨き粉では、少し黄ばんだ状態にまでしかなりません。
それを、ホワイトニングとして捉えるかどうかは考え方次第ですね。
ホワイトニングキットよりも格安で使えるホワイトニング用の歯磨き粉
一方で、歯のホワイトニングジェルなどを使ったホワイトニングでは、歯の色素をブリーチする薬剤が入っているものが多いです。
そのため、本来の色よりも遥かに歯を真っ白にすることが出来るのが特徴です。
この薬剤は、日本では歯磨き粉に含むことは禁止されているので、歯磨き粉でホワイトニングジェルと同等の効果を出すことは出来ないのです。
ホワイトニングの歯磨き粉の良い点としては、タバコなどによって、黄ばみがついてしまっている歯の場合はかなりきれいになるということです。
歯の汚れは落ちていきますから、タバコやコーヒーを嗜む人にとっては、ホワイトニング並の効果を感じられることもあります。
また、ホワイトニングキットよりも格安で、1000円くらいのものもありますので、気軽に挑戦することが出来るのも、ホワイトニングの歯磨き粉のメリットですね。