朝、起きたときの口というのは臭いものです。
どんなに可愛い女の子でもニオイがあるんですが、私もよく言われます。
餃子などの中華料理は当然臭くなるので、基本的には仕事があるときなどは食べません。
ペペロンチーノのようなものでも、にんにくで臭くなることがありますね。
そう考えたら、口臭というのは誰にでもあるものではないでしょうか。
しかし世の中にはそういった食べ物以外の口臭というのも存在します。
それが病的な口臭です。
そしてその病的口臭の多くが歯周病が関係しているのです。
歯周病というのは歯の周りに起こる病気の総称で、歯肉炎なども含まれるのですが、そういった歯周病が口臭を引き起こしているのです。
私も以前、歯周病で口臭が気になったことというのがあります。
特に前日もお昼も、臭くなるようなものを食べていなかったにもかかわらず、同僚から口臭を指摘されたのです。
コレはおかしいなと思った私は、帰りに歯科医に寄ったのですが、そこで歯周病が原因だと告げられました。
どうも歯周病でプラークなどが出来て、そこからニオイを発する物質が出てくるらしいのです。
ニオイを発する物質自体は誰もが持っているようなのですが、どうも歯周病患者になれば、物質の量が増えて、さらに匂いが気になるようになるというのです。
だから歯周病患者は口臭が気になるというわけですね。
幸い、すぐに治療に向かった私は、口臭を消すために歯周病の治療を行うことが出来ました。
と言っても、すぐに治るものではありませんから、定期的に検診とともに歯周病治療を行いました。
今では歯周病もなくなり、口臭もほとんど気にならなくなりました。
にんにくを食べたわけでもないのに、なぜか口が臭いと言われる人は歯周病を疑ったほうがいいでしょう。
放置していると、そのまま歯が抜けてしまうこともありますからね。