ヒアルロン酸ってなに?

スポンサーリンク

ヒアルロン酸の働き

ヒアルロン酸の最大の特徴は優れた保水力です。皮膚は、角質層・表皮・真皮の3つの層から構成され、皮下の脂肪層・筋肉へとつながっています。

表皮の下の真皮はコラーゲンによって支えられていて、その間を埋めているのがヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸が多く含まれていることで水分が十分に保たれ、皮膚の表面の潤いが保たれます。

赤ちゃんの肌がみずみずしくハリがあるのは、ヒアルロン酸が多く含まれているからなのです。

ヒアルロン酸の関節での働き

膝などの関節にある関節液には、たくさんのヒアルロン酸が含まれていて、関節の動きを滑らかにするに働きをしています。

ヒアルロン酸が十分に行き渡ることによって、緩衝作用が働きスムーズに動かすことができます。

関節液が骨のクッションとしての役割を果たさないと、関節が痛くなるなどの症状が現れます。

ヒアルロン酸の眼での働き

ヒアルロン酸は、眼の硝子体に多く含まれます。硝子体は、ヒアルロン酸を主とするムコ多糖が水和した溶液に浮かんでいて、緩衝作用や組織形状の維持をしています。

現在では、眼科手術用補助剤(ヒアルロン酸が傷つきやすい細胞を保護)、点眼剤などとしても使用されています。

このように、ヒアルロン酸は私たちの体内に広く存在し、生体機能の調節のために重要な働きをしています。

スポンサーリンク

ヒアルロン酸とコラーゲンの違いって?

ヒアルロン酸注射とコラーゲン注射はどちらも美容整形で行われている治療ですが、ヒアルロン酸とコラーゲンにはどのような違いがあるのでしょうか?

ヒアルロン酸はもともと体内にある優れた保水力を持つ成分で、アレルギー反応が起こりにくく、副作用の心配もほとんどありません。

持続期間が6ヶ月~1年と長く、治療後の仕上がりも自然です。コラーゲンはたんぱく質からできていて、お肌と身体の若々しさを保つために必要な成分です。

コラーゲンをしわの谷間に注入することで、しわの谷間を周囲の皮膚と同じ高さまで盛り上げ、しわを目立たなくしてくれます。

ただし、コラーゲンはアレルギー反応を起こす方がいるため、事前にテストが必要です。

【ヒアルロン酸注入のメリット】

☆ヒアルロン酸の方が、コラーゲンよりも持続時間が長いです。

☆ヒアルロン酸は鼻を高くする場合など、ある程度の固さが必要となる美容整形も可能です。

☆ヒアルロン酸は、アレルギー反応がほとんど起らないため、事前にアレルギー反応の検査をする必要がありません。

【コラーゲン注入のメリット】

☆コラーゲンは柔らかいので、周りの組織になじみやすいことです。

☆ほとんど痛みが現れることがなく、費用も比較的に安いです。

コラーゲンとヒアルロン酸は、それぞれの特徴を生かし治療する部位や症状によって使い分けられています。

美容整形を受けるときには、医師としっかり話し合って治療を受けるようにしましょう。

飲むヒアルロン酸の効果って?

体内に存在するヒアルロン酸は年齢と共に減少し、40代以降になると急激に減少してしまいます。しかし、ヒアルロン酸は普段の食事から充分に摂取することが難しいのです。

そのため、不足しているヒアルロン酸を補うために、日常的にサプリメントなど「飲むヒアルロン酸」を摂取することを心がけたいものです。

私たちの皮膚にはヒアルロン酸が多く存在しています。肌に存在するヒアルロン酸は角質層に潤いを与え、真皮の水分を維持しなめらかな肌に保ってくれます。

乾燥肌やしわなどで悩んでいる人は、ヒアルロン酸を摂取することを心がけ、みずみずしくハリのある肌を手に入れましょう。

また、ヒアルロン酸は、眼の中にある硝子体にも含まれているので、ヒアルロン酸を摂取することで、ドライアイを改善させる効があると考えられます。

そのほか、生理痛に悩んでいる女性にも効果があります。このようにヒアルロン酸は皮や関節をはじめ、体の重要な部分すべてに存在している成分です。

加齢によって起こるさまざまな病気や障害を予防するためにも、ヒアルロン酸の摂取を心がけることが大切です。

スポンサーリンク

よろしければシェアお願いします