育毛とミノキシジル注射治療の効果について

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ミノキシジルと聞くと、塗布剤や内服薬を想像する方が多いはず。

人気の育毛剤『リアップ』に配合されていることは有名です。ミノキシジルを使った治療には他に頭皮への注射、という方法が一部のクリニックで行われています。

塗る・飲む使用法とどのような違いがあるのでしょう。

そもそもミノキシジルとは

最初は高血圧の経口薬だったが多毛症の副作用が多く見られ、研究の後に育毛剤として発売される。

効果の理由は毛根の中心である毛乳頭とその周りの毛母細胞を活性化させ、発毛を促す、というものが有力視されているが詳細なメカニズムは未だ解明されていない。

副作用はかゆみ、しっしん、発汗が挙げられている。頭皮への塗布剤の場合は頭皮のみだが、タブレットタイプなどの内服薬の場合は全身で起きる可能性がある。

AGA(男性型脱毛症)治療クリニックなどで多く使われているミノキシジルですが、上記の通り塗布剤・内服薬ではそれぞれメリット・デメリットがあります。

塗布剤では副作用が起こる可能性のある範囲が少ないが、皮膚からの吸収のみなので効果は(他の方法と比較して)弱い。

内服薬では有効成分を体内に取り込むので効果的だが、副作用が全身に起こる可能性がある。

もちろん、これらの副作用に関しては副作用のリスクはクリニックのカウンセリングなどで下げることは可能です。

一方、一部のクリニックで可能なミノキシジル注射治療は他の方法のメリットを両立した最も効率的な治療法と言えるでしょう。

注射治療は1週間に1回程度の間隔で頭皮に直接ミノキシジルを注入します。

体内に直接取り込むため即効性が高く、副作用の可能性も頭皮の範囲に抑えることが可能です。

効果がはっきり表れるのは人によりますが2,3カ月程度とのことです。

デメリットがあるとすれば、手間と料金でしょう。育毛剤、タブレットと違い注射である以上は必ず病院で受けなければならず、効果を持続させるため毎週通わなければいけません。

また注射治療を行っているクリニックも増えつつはありますが、絶対数として少ないため地方にお住まいの方は遠出の必要がある場合もあります。

治療費に関しては1回の治療につき5千~2万円程度の相場です。毎週の出費と考えるとなかなか難しい金額でもあります。

総合的に見て、現行の治療法の中では事例も多く、もっとも即効性が高く効果的な治療法ですが経済的・時間的に余裕のある方にオススメできる方法と言えます。

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