日本と海外どっちのFX業者が有利か比較してみましょう

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これまではMT4(メタトレーダー)で自動売買をする人が海外口座を開設することが多かったのですが、最近では、MT4には興味のない人でも海外口座を考える人が増えているようです。

これは、金融庁のレバレッジ規制が最大の理由でしょう。納税さえ怠らなければ、日本人が海外口座を持つことは全く違法ではありません。

ただし、日本法人を持たない、つまり日本の金融庁の許可を得ていない海外業者は日本人に向けて広告を出してはいけないことになっています。

つまり、海外業者が日本語の口座開設ページを設けていても、それは一応は日本人に対する営業活動ではないということになります。

以前日本人に人気のあったアルパリ(UK)というFX業者があったのですが、今は、日本人の口座開設を全て断っています。

撤退以前に口座開設していた人の口座も全て強制解約になっています。

このときは海外に資金が流出するのを嫌った日本政府が、金融庁を通じてアルパリ(UK)に何らかの働きかけがあったのではないかと噂されました。

しかし、その後、アルパリジャパンとして日本法人を立ち上げることが正式に発表されました。

……メタトレーダー派の人にはうれしい話なのですが、レバレッジ目当ての人は、ちょっとそんなお気遣いは全く無用ですよーとおっしゃっているに違いありませんね。

そのため、今は同じグループのアルパリ(NZ)などが日本人に人気のようです。

海外業者の最大の長所はなんといってもレバレッジ規制が無いことです。アルパリに限らず、わざわざ日本法人を設立する海外業者は他にもあります。

せっかく海外口座を作っても、世界的には資金力のある日本人向けのサービスをわざわざ提供するために日本に進出してくれる可能性があるということですね。

そのときにはせっかく作った海外口座も閉鎖という憂き目に会ってしまう可能性があることを覚えておいて下さい。

一方日本のFX業者を使う場合はメリットがあります。

それはそのまま海外業者のデメリットになるわけですが、日本の業者であれば、入出金がほとんどの業者で無料で、出金にもさほど時間はかかりません。

海外業者であれば、カード払いが使えますが、出金の場合は送金手数料と両替手数料がかかります。もちろん時間もかかります。

日本人をターゲットとしては考えていない海外業者であれば、言葉の壁もありますが、日本の業者であれば、日本語さえ分かれば問題なく取引可能です。

また日本の業者であれば、どの口座も円建て口座が作れます。海外口座は確かに魅力的ですが、それに伴うリスクもあります。

リスクを許容できる人しか口座を開くべきではありません。どうしてもハイレバレッジで取引したいという人以外には日本の業者を選んだほうが有利です。

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