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非常識な成功法則 神田昌典

非常識な成功法則 要約

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著者 神田昌典

成功は悪の感情から始まる

「成功は悪の感情から始まる」についてお話します。 著者の神田氏は、凡人が「感謝しよう」 「大きな目標を持とう」 などのようなありきたりな成功法則を信じているため、いつまでも成功できないと主張しています。これらの成功法則は、実は成功者が自分に言い聞かせるためのものだからです。 実際には彼ら自身を律するためのものです。

成功者の恐れと成功法則の真実

成功者にとっての成功法則は、凡人には意味がありません。 お金がない時に「お金で幸せは買えない」と言われても、それは単純に気休めにしか聞こえません。そのため、まずはしっかりとお金を稼ぐことが重要なのです。

しっかり稼ぐことが重要な時期に、お金が全てじゃないと言われたら、稼ぐ自分にブレーキをかけてしまいむしろ逆効果です。さらに、凡人にとっては謙虚であることもマイナスです。営業マンが謙虚すぎると、舐められて値引きされてしまいます。凡人がそれを真に受けてしまうと逆効果になると指摘しています。

凡人への具体的なアドバイス

凡人が成功するためには、次の2つのステップを踏む必要があります。

  1. 悪のエネルギーを活用して短期間で金銭的に軌道に乗る。
  2. その後、心の面でも豊かになるように努力する。

成功とはお金と心の2つが豊かになることです。金銭的に余裕があり、さらに心も豊かで優しく謙虚な状態を目指します。しかし 凡人はお金と心の両方を「同時に」手に入れようとするから成功しないのです。

凡人がお金と心の両方を手にするには、自分の中に存在する嫉妬や見栄、怒りといった悪のエネルギーを活用し、短期間で金銭的に成功し、その後、心を豊かにするために努力するのです。この2つのステップを踏まなければならないのです。

悪のエネルギーの活用

悪のエネルギーを活用するということは、嫉妬や敵対心、見栄などの強いエネルギーを否定するのではなく、それらを利用して頑張ることです。 「お前らの年収の何十倍も儲けてやる、子供時代は貧乏だった、学生時代はモテなかったがこのままでは終わらない」といった悪の感情を持ち、お金を稼ぐという一点に集中投下します。そして、お金が稼げるようになったら、今度は本気になって心を磨くのです。

2限目:やりたくないことを見つける

次に、「やりたくないことを見つける」についてです。成功するためには、やりたいことを見つけることが大切だとよく言われます。多くの人はいろいろもがいてやりたいことを見つけようと努力します。しかし見つからない人が多いのではないでしょうか。そこで、この本では逆のアプローチを取ります。

嫌なことを明確にする

嫌なことをはっきり一つ一つ排除していけば、自然とやりたいことが見つかるようになるのです。それを目標に設定します。

目標の設定と実現方法

目標を実現するためには、紙に書くことが有効です。脳は、紙に書かれた目標を見続けることで、高精度なアンテナを張り、必要な情報を収集し始めます。目標を紙に書いて毎日見ることで、脳はそれが重要だと認識し、24時間目標実現のために自動で考え始めます。

3限目:お金を溺愛する

最後に、「お金を溺愛する」についてお話します。 多くの日本人はお金を稼ぐことに対して、卑しいだとか汚いだとかという罪悪感を持っています。しかしそれらの感情を持っていたら絶対にお金は儲かりません。なぜなら、儲かり始めたら自分でブレーキをかけてしまうからです。

お金に対する罪悪感の払拭

お金を心から愛することが重要です。お金を見て、その色に感動し、その香りを嗅ぎ、お金の質感を楽しむことが大切です。お金に対する罪悪感を払います。お金に縁遠くなるのは非常に簡単です。人生お金じゃないよ、と言えばいいのです。 お金を稼ぐことがそんなに重要?と斜に構えてお金持ちに嫉妬していれば良いのです。そういう口癖を持っていれば、確実に一生お金に恵まれない人生を歩めることでしょう。

社会貢献とお金

稼いだお金で社会貢献することも重要です。 まずは稼いで、後にそのお金で社会貢献することで、罪悪感を払拭すると、さらに稼ぐことができます。神田氏は社会貢献することの重要性を強調しています。 

結論

今日は次の3つのポイントについて学びました。

  1. 成功は悪の感情から始まります。
  2. やりたくないことを発見。
  3. お金を溺愛する。

これらの考え方を実践することで、非常識な成功法則を身につけることができます。成功は、ただ待っているだけでは得られません。自分の中にあるエネルギーを活用し、具体的な目標を設定し、お金に対して正しい考え方を持つことが重要です。

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