胃からくる口臭の原因は体調不良の信号だった!?

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口臭が気になる方がインターネット、雑誌などで対処法を調べていると、「胃が悪くなると口臭が悪化する」という文言が目に入って来るでしょう。

たしかに内臓などの器官の働きが弱まると口臭の原因になります。

しかしネットのその言葉だけを見ると胃から直接気体が漏れて口臭の原因になるように取られてしまいます。

ゲップは一時的なものなので、口臭防止の商品などを使えば簡単に解決する事ができます。

しかし上述のネットの言葉は勘違いを生ませやすいため此処で正確にお伝えいたします。

まず胃の働きが悪くなると臭いの元になる物質を胃では消化しきれず血液中に流れてしまいます。

その物質が肺まで到達し、それが呼吸として排出されるので臭いが発生するわけです。

よって胃→口、では無く胃→血液→肺→口というプロセスを踏んでいる事を覚えておいてください。

基本的に口臭が気になりだしたら体に何か変化が起きていると考えてもらって構いません。

今回の場合は「胃」を例にしてみます。

胃は本来胃酸の影響を受けない構造になっていますが、ストレスや病気により胃の耐性が落ちていると強酸性である胃酸に負けてしまう事があります。

そうすると胃が溶けて、胃潰瘍になります。

そうすると、本来消化しきれる悪性物質を消化しきれず血液にまわり口臭として現れてきます。

病気で言えば肝炎、糖尿病も同じく口臭の原因になりえます。

これは胃の場合と違い、代謝が悪くなり、唾液の分泌が低下する事で口内が乾燥して細菌の成長を助長するために臭いが発生します。

ブレスケアなどの胃からの臭いをブロックする類の商品もありますが、あれは一時的な口臭を防ぐもので合って、病的、慢性的な口臭は防げません。

よって体調がすぐれない、倦怠感がぬぐえない方はすぐに病院に行って、内臓などの器官に異常な所がないか診察してもらいましょう。

口臭を悪いものだと思わずに自分の体調を推し量るセンサーという心持ちでいれば、

少しは心の負担は減るのではないでしょうか。

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