みなさんは、毎日どれぐらいの運動をしていますか?
運動不足から招かれる体調不良は枚挙に暇がないほどあります。
特に中高年になると代謝が減少するため、若い頃と同じ量の食事と運動では、どうしても従来通りのエネルギー消費が為されないために体に様々な変調を来たします。
そしてそのなかの一つが、口臭の問題です。
では何故、運動不足が口臭へと派生してしまうのか。
それは、運動不足による体の衰えが、全身の体調へと影響を与えていくことから説明できます。
そうした影響で現れるのが、循環器と消化器の不調です。
循環器に不調を来すと、どんどんと運動するのが難しくなっていき、さらに体調不良を招いていくという負のスパイラルに囚われてしまうことになりかねません。
そして消化器の不調で大きな問題として口臭の発生が起こるのです。
胃や腸の異常は、口臭の悪化に直接的な影響を与えます。
例えば腸が消化不良を起こしたなら、消化されて分解されるはずだった臭いが体内に残り、口臭として出てきてしまうことが考えられます。
また、胃の異常では口臭に反映されにくいといいますが、それは軽度である場合に限ります。
どんどん病状が悪化し、重度になっていけば、口臭として現れるということは十分考えられるでしょう。
それらの原因の口臭を事前に防止するためにも、日々の運動を欠かさないということが重要になってくることでしょう。
そこまで激しい運動で無くても良いので、普段バスで行く一駅を徒歩に変えてみたり、休みの日にちょっと外出したりするだけでも、口臭の予防になるかと思います。
口臭が解消できて、運動不足自体も解消されれば一石二鳥、日々の運動をお勧めします。