歯磨きだけじゃダメ?舌の衛生と口臭の大きな関係

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口臭の原因がどのようなものであるのか、みなさんはご存知でしょうか。

おそらく、詳しくは知らなくても、口臭なのだから口に原因があると考えている方が多いかと思います。

実際、口臭の原因の多くは口内の環境にあります。

例えば、食事の後の食べカスが残っていたらそれが原因となって口臭が発生します。

こういった原因のものは、歯磨きを徹底すればある程度改善することができるのですが、実は、口の中は口の中でも、歯ではなく、舌にも大きな原因があることをご存知でしょうか。

舌は、ご存知の通り味を感じるための器官ですが、それだけではなく、口内の環境を整える唾液を上手く口内に行き届かせるための作用も持っています。

そのため、どうしても食べカスなどの口臭原因物質が、舌に付着することが多いのです。

特に舌根と呼ばれる舌の根本の部分はそれが顕著で、かなりのカスがたまり、舌苔と呼ばれる苔のようなものが生まれます。

これが、舌が原因の口臭の原因です。

では、歯磨きの際に舌も磨くことで、この舌苔を全部取り除いてしまえばいいのでしょうか?

答えはノーです。

舌苔は確かに口臭の原因になっていますが、実は自然に出来てくるものであるため、全部取り除こうとして躍起になると逆に舌を傷つけて悪化を招いてしまうこともあります。

そこまで力を入れずに、優しいブラッシングでこの舌苔を取り除くのが良いでしょう。

また、舌苔とは別に、舌が妙に白かったり黄色かったりして、かつ口臭がある場合には胃腸や肝臓などの疾患の場合もあります。

そういった場合には、ぜひ一度専門医に掛かってみることをおすすめ致します。

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