夜の一時を過ぎて飲んでいた時にはお店の大将と医療や将来を話した

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大阪府在住 E.Jさん(47歳)

ホント遅くまで飲んでしまうことってありますよね。まぁ仕方ないことではあると思いますし、人にはいろいろな事情がありますから。

私はいつもの行きつけの居酒屋があるんですが、そこのカウンターで一人でよく飲んでいるのです。

小さい居酒屋ですから静かに飲めますし、いつも行っているので大将からも顔を覚えられました。

たまにサービスをしてくれたりもしますし、いろんな女の子と来ても、口外しないのでありがたいです。

そこで私は夜の1時を回っても飲んでいました。

こんなに飲むのは珍しいんですけど、大将とずっと話をしながら飲んでいたんです。

酔っ払いたいと言うよりも大将も私も将来についてずっと話をしていました。

私たちの子供の将来について、大丈夫なのか?とすごく心配したんです。

例えば娘は今いろんな勉強方法を試しながら医療事務の仕事で働こうとしています。

一度聞いたことがあるんですけど、医療事務になんでなるのかと。そうしたら「安定しているから」という答えだったんです。

後は給料も少し高いそうです。

大将の息子は今は野球少年らしいですが、野球で食べていくのは無理だろうから居酒屋を継いでほしいと思っているみたいです。

でもそれがベストなのか、大学にかせて官僚にでもなってもらうのがいいのか?迷っているそうでした。

私達の世代まではなんとか安定しているかもしれません。けれども、子どもたちの世代はまずもって安定は難しいだろうなと思います。

それは大将も私も思っています。そしておそらく20歳に近づくと私の娘みたいにないものねだりの安定を求めるのだと思います。

かわいそうだなと思いながらも、私達ができることは何か?を考えて1時まで話をしていたのです。

私たちは勉強方法を教えられるほど頭がイイわけでもないですし、職業を斡旋できるほどの社会的な地位が高いわけでもありません。

結局子供が医療事務がいいといえば、それを応援するくらいしかできないんですよね。

自分の無力さも情けなくなってきます。彼女たちにやってあげられることを自分なりに深夜まで探していたというわけです。

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