株式の売買をしたことのある人は、「板情報」という言葉に馴染み深いものがありますね。
株式取引は基本的にオークション方式を採用していますから、板情報(気配値)を見ながら売買できます。
つまり、板情報で売気配と買気配を確認できるんです。
「あ、今はこの株を売りたい人がたくさんいるから値が下がるな」とか「下値で買いたい人がたくさんいるから、
今が押し目買いのチャンスだ」などと、板情報からの情報で今後の予想と戦略をたてることができるわけですね。
ではFXではいかがでしょうか。株式取引と同じように、板情報を見ながら売買出来ますか?
出来ます!知らない人も多いようですが、実は出来るんです。ただし、ある一定の条件があります。「大証FX」で取引をする、という条件です。
大証FXとは、大阪証券取引所が開設した公的な市場で行う取引所取引の事です。2009年7月に開設されたもので、とても最近の話です。
この大証FXでの取引なら、くりっく365やその他FX業者では見ることのできないリアルタイムの板情報を確認しながら取引ができます。
この大証FXのメリットは、トレーダーも価格の決定に参加できるという点です。つまり、トレーダーにとってより有利な価格で売買ができるということですね。
信頼性の低いブローカー(FX業者)がレート決定の仲介をしているわけではないので、透明性もより高くなります。
スワップポイントがその他FX業者より高いことも、大きなメリットです。
もちろんすべての通貨ペアでいつでも高いスワップポイントが提供されているわけではありませんが、
現状を見るとクロス円に関しては、くりっく365よりも大証FXのほうが有利なスワップ金利を提供している傾向があります。
税制上のメリットも大きいですよ。大証FXで出した利益にかかってくる税金ですが、くりっく365と同じく申告分離課税が採用されているため、一律20%です。
いくら稼いでも税率が変わらないので、あまり税金の事を考えすぎずにトレードができますね。
また損失繰越の面でもくりっく365と同じで、損失を3年間繰り越すことができます。
取扱い通貨ペアが少ないというデメリットもありますが、板情報を見ながら取引ができるという最高のメリットがあります。
この板情報とテクニカルチャートがあれば最強無敵、FX勝ち組に入ることを約束されたようなものです。
まずはこの大証FXを取扱っているFX業者で口座開設、この板情報の助けが百人力であることを肌で感じてみて下さいね。