FXで得た利益。正しく税金を収めて、より楽しい人生を!

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社会人になって働くと、毎月自分の目で給与明細を確認している場合がほとんどでしょう。明細の所得税の欄などで肩を落とす人も少なくないかもしれません。

一定の収入を得ると納税の義務が発生するのは、国の重要なファクターとなっています。そしてそれは、FXで得た利益も例外ではありません。

税金は、少ないほうがいいと思う方もたくさんいます。

もしもFXで大きく利益を出した場合、まるで宝くじで一等が当たったかのように黙ったまま使ってしまおう、なんて考えがよぎる可能性もあります。

しかしそれは、立派な脱税になってしまうのです。

FXによる脱税の事件は近年後を経たず、税務署から起訴され懲役一年以上という実刑判決を受け犯罪者になってしまった人達も、残念ながらいます。

あなたにお勧めすることは、税金を納めることにあまり悲観的にならないでいましょうということです。

何故ならFXで損失を出していても利益を得ていても、結果的にはあなたは得をすることになります。

2012年1月に施行された税金の法律により、今後きちんと確定申告を行なっていれば、例えばあなたが今年、

FXで損失を二百万円出してしまい、来年百万円の利益が出た場合、マイナス百万円でFXの税金は発生しません。

二百二十万円の利益であれば二十万円分のみ課税対象となります。現在の法律では、FXによるその年から3年間まで損失額が税金控除の対象となっています。

2012の損失額は2015年まで、2013年の損失額は2016年まで税金が免除されます。さらに、FXの税金は一般的に労働で得た収入とは別に計算されるため納税額が違います。

所得税は所得が多ければ多いほど納める額が増え、最高で所得の半分が課税対象となります。

しかし、FXで得た利益の課税額は一律二十%であり、大きな利益を得ても半分を失うということにはなりません。

脱税するより納税したほうが国民として健全であり、得であると言えます。

FX投資家は、FX投資家である前に国民です。故に、必ず税金を収めなければいけません。

その上でFXライフを楽しむことが一番であることは言うまでもなく、得た利益で買い物をするも良し、旅行に行くも良し、笑顔であなたの人生を謳歌していきましょう。

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2012年~FXの税金はどうなる?

FX取引をするトレーダーは利用するFX業者の選択で時に頭を悩まします。あなたもいろいろと業者の比較をしてみて今の業者でFX取引をしているかもしれませんね。

FX業者の選択で考えるひとつの点は、税金の問題があります。なぜかというと、取引所取引か店頭取引かで税金の扱い方が違うからです。

その税金に関して2010年12月16日にビックなニュースが流れました。

その日に行われた政府の臨時閣議で2011年度税制改正大綱を決定し、関連法案を2011年の通常国会に提出、年度内の成立を目指す、というものでした。

その「2011年度税制改正大綱」の中には、FXにおける取引所取引と店頭取引で異なる現行の税制について2012年1月分から統一するという変更点が含まれていたのです。

具体的にどう変更されるのでしょうか。

今現在、取引所取引(くりっく365)で利益を出し所得が発生した場合申告分離課税となり、税率は一律20%。

いくら稼いでも税率は変わらないしくみですが、店頭取引の場合は総合課税となり稼げば稼ぐほど税率も上がるようになっているんですね。

例えば課税所得が330万~695万円だと税率は30%、1800万円を超えると50%という税率です。

あとは損失が出た場合有利な繰越控除ができるのも取引所取引だけですから、不公平だとの声がよく聞かれました。

しかし、仮にこの法案が可決されるとなると取引所取引と店頭取引の差異が小さくなります。

2012年以降FX業者の競合がよりいっそう激しくなることが予想されます。トレーダーにとっては嬉しいことですけどね。

衆院と参院の「ねじれ国会」、そして3月11日に発生した大地震の影響で審議が事実上ストップ、これらの問題を克服してこの法案が可決されるかどうか、注視していきましょう。

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