葉酸サプリメントは妊娠中に不足しやすいビタミンや、栄養素も効率良く摂取できて、高い吸収率を誇ります。
葉酸の食事での摂取
妊娠中に葉酸が必要なのはわかったけど食事で摂るから大丈夫ですと思うわけですが、果たして食事だけで葉酸が摂れているのでしょうか?
葉酸は水溶性で吸収しにくいしすぐに流れていってしまう性質があるし、ビタミンCなどと一緒に摂らないと働かないと言う気難しい栄養素なんです。
葉酸を食事だけで吸収しようとすると半分しか吸収出来ないので、二倍摂取しないといけません。
もちろん葉酸を二倍にするということは食事量も二倍になってしまいますので、体重増加も二倍になってしまいますよね。
体重が増え過ぎていると産婦人科の医者に怒られて、食べないと今度は葉酸不足で怒られるという非常に困った状況になります。
葉酸サプリメントには吸収を良くするビタミンも入ってますから、葉酸サプリメントの吸収率はかなり高くて9割の葉酸を吸収できます。
さらに妊娠中に不足しがちな栄養素やビタミンもとれてしまうので便利なのでおすすめです。
葉酸サプリメントの過剰摂取の危険と厚生省の警告
葉酸サプリメントで葉酸を過剰摂取すると危険があるんじゃないのと思いますが実際どうなんでしょうか。
葉酸過剰摂取
よく聞くのが葉酸を1ミリグラム以上摂取すると過剰摂取だと判定を食らうと言いますよね。
実際のところ葉酸を過剰摂取して病気になったという実例はひとつもないようです。
まあ、成人が1日に必要な葉酸200マイクログラムでほとんどの人が葉酸不足ですから、そもそも1000マイクログラムとること自体が難しいですよね。
葉酸サプリメントなら吸収率がはね上がって9割くらいになっちゃうので、超えられなくはない数値ですが、葉酸サプリメントを二倍摂取して、
食事でも完璧に葉酸がとれていたらやっと千マイクロに届きはしますが、そんな鉄人が果たしているのかって話になりますよね。
厚生省がいう葉酸のとりすぎの危険とは
厚生省が葉酸過剰摂取を警告しているのも、巨大芽球性貧血を見つけられなくなく危険があるためで、葉酸自体が危険なわけではないですしね。
葉酸を含む食べ物と食品
葉酸を含む食べ物と食品には野菜やレバーなどがあります。
葉酸を含む食べ物と食品
葉酸がかなり多い食品としてはレバーがありますが、他にもほうれん草や豆腐や納豆にも葉酸が含まれています。
これらの食品は貧血にも効くと言われている食べ物が多いですね。
やはり和食中心の食品に多いので、洋食化が進んできている現代は葉酸が不足しやすくなっていると言えます。
洋食はカロリーが高かったり脂っこかったりで妊娠中にはあまり良い影響がありません。
日本人の妊婦さんを対照に行った調査では、必要な葉酸を摂取出来ている妊婦さんは1割しかいないそうです。
厚生省がいわゆる葉酸補助食品での摂取を推奨
食べ物で摂取しようとすると食べ合わせで吸収が悪くなってしまうので、食品での葉酸の吸収率は半分しかないと言われています。
厚生省がいわゆる葉酸補助食品での摂取を推奨しているのも納得ですね。
葉酸は妊娠中にいつまで摂取するのがベストなんでしょうか?
葉酸は妊娠中に必要なのはわかるのですが、いつまで葉酸を摂取するのがベストなんでしょうか?
妊娠初期からいつまで葉酸が必要か
妊娠初期に特に必要になる葉酸ですが、妊娠初期にとるべき葉酸の量はご存じでしょうか?
1日に400マイクログラムです。
まあ、多いんだか少ないんだか、よくわからない量なんですが、ミリグラム単位だと0.4ミリグラムですからね。
わかりやすいのが妊娠中は成人女性が必要な葉酸の量の二倍になるということです。
妊娠したことに妊娠1ヶ月で気付く妊婦さんはいないので、実は妊娠前にも取っておいたほうが良かった葉酸なのですが、
焦っても何も変わらないので妊娠3ヶ月目までは葉酸は必須なので、しっかり摂取して行きましょう。
妊娠中の葉酸はいつまで
妊娠中いつまで葉酸が必要なのかといえば一言で言えば、授乳期までずっと葉酸が必要になります。
妊娠中は貧血になりますが葉酸が予防してくれますし、妊娠高血圧を予防する効果があるんです。
特に貧血気味のひとには葉酸はおすすめです。