タウリン Taurine , サムイー SAMe

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タウリン Taurine

◆肝機能の強化
◆心臓機能の強化
◆高血圧の改善
◆糖尿病の予防・改善

別名、「2-アミノエタンスルホン酸」や「アミノエチルスルホン酸」といいます。アミノ酸の中でもタウリンは、成分の中に硫黄を有する含硫アミノ酸の一種です。

このタウリンは、植物以外のほとんどの生物に存在しています。人間の体には体重の約0.1パーセントのタウリンがあり、脳、心臓、肝臓、血液、目などあらゆる臓器に存在している、生命活動を維持するのに不可欠な成分なのです。

タウリンには、肝臓から分泌される“胆汁酸”の分泌を促す作用があります。この胆汁酸が増えることにより、

 ・血中コレステロールの減少
 ・コレステロール胆石の形成抑制
 ・動脈硬化、血栓の予防
 ・食物の脂肪やビタミンを解かし、腸の吸収を助ける
 ・肝細胞の再生を促す

などの働きがあります。また、心臓から出て行く血液の量を増やしたり、心筋の収縮力を高めて、うっ血性心不全を防ぐ働きがあります。

交感神経を抑制する作用のあるタウリンは、塩分などが原因で起きる高血圧を改善し、血圧を安定させる働きがあります。

インスリンの分泌を促進し、血糖値を下げることで、糖尿病の予防や改善にも期待ができます。

その他、疲れやすい、身体のむくみ、気管支喘息、不整脈などの改善に期待ができると言われています。一日の目標摂取量は1000㎎と言われています。

インスタント食品やファーストフード、肉中心の食生活の方は、特に不足しがちな栄養素なので、補う必要があるでしょう。

副作用に関しては、過剰摂取したとしても、尿として排出されてしまうので、特に心配はありません。

また、疲労や発熱を伴う病気、やけどを負ったときなどに、タウリンは尿となって体外に排出されやすいので、このようなときは、さらに補給する必要があります。

サザエ、牡蠣、ホタテ、アサリ、鮪や鯖の血合いなどの魚介類

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サムイー SAMe

◆うつ病の改善

◆関節炎の緩和

◆肝機能の強化

正式な名前は、Sアデノシル-Lメチオニン(S-Adenosyl-Methionine)。SAMe(S-アデノシル-Lメチオニン)は、体内のほぼ全細胞に自然に発生する物質で、非常に多くの役割があります。

例えば、肝機能を高めたり、有害物質を排出するのを助けたり、また、神経伝達物質の生成、抗酸化酵素の生成に関わるほか、炎症や痛みを緩和させる機能に必要な物質でもあります。

SAMeは、通常、体内で十分に生成されますが、その反面、加齢とともに生成量が減少していくこともわかっています。

症状としては、特に関節痛・うつ病などの場合、SAMeのレベルが低くなっていると考えられますので、上記症状で悩んでいる方は、SAMeを試してみる価値が十分にあると思います。

というのも、SAMeはヨーロッパではすでに20年以上も前から、関節炎やうつ病の「処方箋薬」として利用され、実績も十分ですし、一方、アメリカでは1999年からサプリメントとして利用され、今や、人気アイテムの一つとなっています。

また、副作用がほとんどないということも、その人気に拍車をかけているようです。SAMeは、特に関節炎とうつ病に効果が高いことが、欧米での数々の臨床試験によって明らかになっています。

実際、同等の治療効果を挙げているとも言われ、加えて、副作用の危険がきわめて低いことから、臨床の現場での利用実績も非常に高いと言われています。

またSAMeには、アルコールを迅速に分解し、肝臓をやさしく保護する作用があることもわかっているほか、

胆汁の流れをよくすることで新陳代謝を高める働きもあるので、毎日お酒を飲む方や、二日酔いになりやすい方も、SAMeを利用することができます。

SAMeの最大の特徴は、「20年以上の実績を持っている」という点にあります。この間、世界中で数多くの研究、試験が繰り返されてきたことは、何にも勝って「信頼性の高さ」を証明していると思います。

これまでにわかっている副作用は、「胃もたれ」「躁鬱病患者における、躁状態の悪化」などがありますが、いずれも軽度なものとのことです。

また、SAMeの効果を最大限に発揮するためには、ビタミンB6、B12、葉酸、コリンと一緒に摂ると良いこともわかっています。

牛乳、レバー、卵

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