一般的に歯周病の人は、「俺、実は、歯周病なんだよね」なんていうことを言いません。
ガンにかかって治療中の人や性病にかかってしまった人が、それを言わないのと同様に普通はそれを酒の肴にして話すなんてこともありません。
あまり話の話題として歯周病が出てこないとなってくると、歯周病の治療方法や、この薬が効くよとか、そういう情報が入ってこなくなります。
そこで私は自分で歯周病について、ある程度調べてみて、その中でも予防や治療に役立ちそうな薬はないか、まとめてみましたので、もしよかったら参考にしてもらいたいです。
まず、歯周病の予防や治療のための薬というものがあるのかどうかですが、実際にはあります。
ただし、それがあれば歯周病は恐れなくても良い病気であるというものではありません。
これらの治療薬は使えばたちどころに良くなるというよりは、症状を緩和するというくらいしか使えません。
例えば、炎症を抑えるための塗り薬などがありますが、これは歯周病を治すというよりも、歯周病菌によって晴れた歯茎の炎症を抑える薬です。
ですから、塗ったところで歯周病の根本的な治療は出来ないのです。
ですので薬だけに頼るというのはやめたほうがいいでしょう。一番良いのは、薬は補助的に使いながら、歯周病予防に力をいれることです。
そのためにも歯磨きをしっかりと行って、プラークを除去するようにすべきでしょう。
そして腫れがひどくなって薬でも治らないとなれば、歯科医に行くしかありません。
結局、風邪の特効薬がないと言われているように、歯周病にも特効薬というものはありません。
腫れを抑えたり、細菌を減らす薬を手元に置いておけば、安心感はあると思いますが、
それだけに頼らず、まずは自分で出来るブラッシングの予防をするようにしましょう。