エステティシャンになることを目指して、スクールに通ったり、せっかくエステティシャンのスキルを身に着けたならば、
就職先には自分の力を発揮でき、充実感を持って働けるところを選びたいものです。
エステテシシャンが就職活動で失敗しないためには、どんなところに注意し、どんなところに注目して就職活動をしたらいいでしょうか。
失敗しないためのエステティシャンの就職活動のコツをご紹介していきたいと思います。
まず、就職先を選ぶ時には、自分がお客さんとしてそのサロンを利用してみるということを必ず行ってほしいと思います。
これから求人に応募しようとしているサロンを利用するのは、もし自分が働くことになった時に恥ずかしいなどと考える方もいるようなのですが、
お客さんとして、利用者の目線で見てみることで分かることもたくさんありますので、まずは利用してみることは大切なことです。
その時に注目してほしいポイントは、自分のスキルにあったサロンであるかということです。
トリートメントの手技などは、サロンによって特長が違うこともあります。
自分が学んだものが全てというわけではありませんが、自分が学んだものと方法があまりに違い、
またの手法を自分が好きになれないということであれば、そのサロンで働きはじめたとしても、あなたは力を発揮することができないかもしれません。
自分の身に着けているスキルと、サロンの手法に歩み寄るポイントがないのであれば、そのサロンに就職することは辞めたほうがいいでしょう。
サロンの雰囲気を見ることも大切です。働いている人の雰囲気や、設備、メニューなどもしっかりチェックしましょう。
また、お客さんとして利用することで、そのサロンの体質というのも見えてくると思います。
勧誘や販売のノルマが厳しいサロンであれば、初回利用の後にしつこく勧誘を受けたという体験をしたことがある方もいると思います。
エステティシャンの本来の仕事は、お客さんを綺麗にしたり満足感を与えることなのに、お客さんの利益よりもサロンの利益を追求した勧誘をしなくてはならないようなサロンでは、
エステティシャンとしての充実感を得ることは難しいかもしれません。
そういったことは、お客さんとして利用してみなければ分からないものです。
あとは、自分のエステティシャンとしての将来設計を考えて、例えば結婚しても長く努められるようなサロンだったり、独立の支援をしてもらえるサロンだったりを選ぶことです。
単純にお給料や勤務地だけでサロンを選ぶのではなく、自分が満足して働ける職場を探してください。
そのためにも、自分が将来どうなりたいのかということは、就職活動を始める段階でしっかり考えておきましょう。
将来設計をしてから、就職活動をすること、希望のサロンにはお客さんとして体験に行くこと、それがエステティシャンとして失敗しない就職活動をするポイントだと思います。