ここでは焼きズワイガニの正しい料理方法と焼きズワイガニの食べ方について紹介していきます。
ズワイガニの食べ方にはいろいろな方法がありますが、ゆでズワイガニなどと同様にスタンダードな食べ方の一つとして「焼きズワイガニ」があります。
ズワイガニは、焼くことでカニ本来の旨みがより引き立てられます。焼きズワイガニならではの香ばしさも味わうことができるのも特徴ですね。
しかし、焼きズワイガニは焼き加減を誤ってしまうと、美味しいはずのズワイガニも台無しになってしまうので焼きズワイガニを料理する際には注意が必要です。
今回は焼きズワイガニで失敗しないように、正しい料理方法を詳しく紹介していきますので、皆さんも参考にしながら焼きズワイガニを作ってみてくださいね。
それでは早速、焼きズワイガニの料理方法を見ていきましょう。まずは冷凍された生ズワイガニを用意します。
冷凍ズワイガニの解凍方法については【ズワイガニを上手に解凍してもっと美味しく】をご覧ください。
ズワイガニが解凍できたら、焼く前にしっかりさばいておきます。
ズワイガニのさばき方については【家庭でも簡単にできるズワイガニの正しいさばき方】を参考にしてください。
ズワイガニがさばけたら、キッチンバサミや包丁を使って焼きやすい大きさにズワイガニをカットしていきます。
ズワイガニの胴体部分は真ん中から二つに分け、脚部分は半面を殻を削いでおきます。
胴体部分をカットする場合はキッチンバサミでも包丁でもどちらでも構いませんが、脚部分の殻を削ぐときはキッチンバサミの方がやりやすいですね。
そしてズワイガニは爪部分もとても美味しいので、爪も一緒に焼いていきます。爪部分も胴体と同じように真ん中から二つにカットしておきましょう。
ここまでが焼きズワイガニの下準備となります。下準備が終わったら、いよいよズワイガニを焼いていきます。
今回は特に美味しくズワイガニを焼くことができる料理方法を紹介していきましょう。
まず焼きズワイガニをする場合には、焼き網を使って焼いていくことがおすすめです。
フライパンなどでも焼きズワイガニはできますが、せっかく美味しいズワイガニを焼くのであれば、やっぱり焼き網を使うことをおすすめします。
焼き網が用意できたら、ズワイガニを焼く前にあらかじめしっかり網を熱しておきましょう。
焼き網が熱くなってきたら、ズワイガニを網の上に乗せていきますが、最初はズワイガニの身の面から焼くことがポイントになります。
だからといって身の面をじっくり焼くわけではありませんよ。身の面からサッと焼いておくことで、ズワイガニの旨味をギュッと押し込めることができるのです。
まずは強火でズワイガニの身部分をサッと焼き、その後に殻の面をじっくり焼いていきます。
殻の面を焼くときは、ズワイガニの焼き加減をよく観察しながら中火0弱火で焼いていきましょう。
そして美味しい焼きズワイガニが出来上がる目安になるのが、カニから溢れ出る「泡」です。
ズワイガニから出てきた泡が焼き網に垂れ始めてきたら、これが焼き上がりの合図になります。
ズワイガニは焼きすぎると美味しくなくなってしまうので、泡が出てきたら素早くズワイガニを火からおろしてください。これで美味しい焼きズワイガニの出来上がりです。
もちろんこのまま食べても美味しい焼きズワイガニですが、塩やわさび醤油などをつけても美味しいですし、バター醤油などをつけて食べるのもおすすめです。
また、焼くときにバターを使った「ズワイガニのバター焼き」という食べ方もあるので、ぜひ皆さんも焼きズワイガニをするときにはバター焼きも試してみてくださいね。