若い時に歯周病にかかる病気があります。
若年性歯周病というものなのですが、これがかなり大変な病気です。
もし症状が表れているのであれば、早期に治療をすることが肝心です。
なぜなら、一般的な歯周病とは違い、若年性歯周病は進行が早いことが特徴です。
歯周病患者の多くは40代からだと言われていますが、20代でも発症して進行が早いのです。
そのため、早期に治療しなければ、30代には総入れ歯なんていうことにもなってしまいます。
一般的な歯周病なのか、それとも若年性歯周病なのかを見極めるポイントはまずは年齢でしょう。
40歳前後で発症することが多い歯周病にもかかわらず、20代前半から歯周病になってしまうと、それは若年性歯周病の可能性が高いでしょう。
また、前歯に多く発症することも特徴です。
一般的な歯周病は磨き残しの多い奥歯などにも発症するのですが、奥歯には発症せずに、前歯に症状が出てきているような場合は若年性歯周病を疑ってみてください。
そしてこの症状が出ている人は、家族の中にも同じ症状が過去に出たことがある人が多いと言われています。
家族集積性があるという風に言われるのですが、コレも特徴の一つですので、家族の人に昔そういう症状が出たことがあるかを効くことも重要でしょう。
若年性歯周病は一般的な歯周病と治療方法も異なります。
一般的な歯周病は歯ブラシのブラッシングや歯石とりが基本的な治療として行われますが、この場合はいきなり抗生物質を使って最近をやっつけることから始まることが多いのです。
普通の歯周病では避けられることが多い抗生物質の投薬などが行われるのです。
ですから上記のような症状が出ているなと思ったら、歯周病の専門医にかかることをおすすめします。