美容と健康のためにダイエットをはじめたのに、便秘になってしまった……。こうなると、せっかく起こしたやる気が萎えてしまうのもムリはありません。
ですが、くじけるにはまだ早いです。
ちょっとしたコツさえ押さえれば、お通じも良くなり、同時にダイエットの効果も上がりやすくなるのです!
お通じに悪影響な、間違ったダイエット手段は、大きく分けると以下の2つになります。
食べる量を極端に減らすと、腸の活動がにぶって、消化や排泄がとどこおってしまいます。
また、コンニャクなどのカロリーの低いものだけしか食べない、といったやり方も、栄養バランスが乱れたり、
好きなものを食べられないストレスによって自律神経が乱れたりで、便秘を引き起こすことがあります。
また、ジュースなどの水分を極端にガマンする人もいますが、水分を摂らないと、便が硬くなってスムーズに排出できなくなってしまいます。
水分は飲み物だけでなく、食べ物からも摂取しているので、食事量の減らしすぎでも同様に悪影響があります。
食事制限のみで運動をしないと、筋肉が落ちて、腹筋の力も弱まってしまいます。
腹筋が弱まると腸の蠕動運動がにぶり、排泄時のいきむ力もおとろえてしまいます。
また、腹筋に限らず、筋肉が落ちるとエネルギーの消費量が小さくなり、リバウンドしやすい体になってしまうので、ダイエット自体にも赤信号です。
以上の2点を押さえて、ダイエット手段を改善していきましょう。
まず、食事の量は減らしすぎず、栄養のバランスをとって、水分もきちんと摂るようにしましょう。
早くヤセたいからといって、極端に走るとかえってうまくいきません。
そして、ムリのない程度に運動も取り入れましょう。
運動すると筋肉がつくだけでなく、血行がよくなり、腸が活発になるので、早めに便秘が解消されることもあります。
考えなしに安易な手段に走ると、ムダに苦しんで挫折するだけです。
ダイエットは正しい知識にもとづいて、心地良くやりましょう!