イノシトールは、ビタミンＢ群のひとつです。イノシトールは肝臓に脂肪がたまるのを防ぐので、『抗脂肪肝ビタミン』ともよばれています。また、コレステロールの流れをよくして、脂肪の代謝を助けます。
ウーロン茶ポリフェノールは、ウーロン茶に含まれるポリフェノール成分です。ウーロン茶ポリフェノールの成分は、カテキンがいくつか結合したもので、このカテキンは油を吸着しやすいという特徴があります。
さらに、ウーロン茶ポリフェノールは分子が大きく、体内に吸収されにくいため、ウーロン茶ポリフェノールとくっついた脂質はそのまま体外へ排出されるので、ダイエットにも効果的です。
エゴマはシソの一種で、種実のまま、あるいは油を抽出して摂取します。エゴマからとれる油は、約５０％がαリノレン酸という脂質です。
αリノレン酸は、エネルギーになりやすい、つまり脂肪として蓄積されにくい油なのでダイエットに適しています。
エゴマに含まれるαリノレン酸は、体内でＤＨＡ（ドコサヘキサエン酸）やＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）という、コレステロールを減らし血液をサラサラにしたり、
脳神経の発達に欠かせない脂質にかわる、必須脂肪酸（体内で合成されないので食品から摂取する必要がある脂質）です。
ダイエット中といえども、脂質も大切な栄養素なので、エゴマなど、質の良い油を選んで摂取するようにするとよいでしょう。
エゾウコギ
エゾウコギは、ロシア、中国に自生するコウギ科のハーブで朝鮮人参の仲間です。根や茎に薬用成分が含まれています。
エゾウコギは、疲労回復には朝鮮人参以上の効果があるとされています。体に疲労物質がたまっていると、エネルギーを作り出しにくくなります。
代謝の悪い状態で一生懸命ダイエットをしても、効果はあがりません。疲れているなぁ、という時は、まず体力回復が先です。
また、疲れているとイライラして過食に走ることもありますね。エゾウコギには、精神を安定される作用もあります。
エゾウコギには、脂肪を燃焼したりする効果はありませんが、体や心がダイエットに適した状態になるのを助けてくれます。
エピガロカテキンガレート
エピガロカテキンガレートは、お茶に含まれるポリフェノール成分（カテキン）のひとつです。
お茶に含まれるポリフェノール成分はたくさんありますが、エピカテキンガレート、エピカテキン、エピガロカテキンガレード、エピガロカテキンの4種類がサプリメントなどで利用される茶カテキンとよばれるものです。
エピガロカテキンガレートは、カテキン全体の半分を占める成分です。エピガロカテキンガレートはカテキンの中でも、一番抗酸化力の強い成分で、ビタミンＥの２００倍の抗酸化力があります。
カテキン（茶カテキン）は、肝細胞内の脂肪燃焼酵素を活性化する働きがあります。
カテキン（茶カテキン）を摂取することで、脂肪燃焼を促進するので、皮下脂肪として貯えられる脂肪量が減るので、ダイエットにも効果的と言われています。
エリオシトレン（レモンポリフェノール）
エリオシトレン（レモンポリフェノール）は、レモンやライムなどかんきつ類に含まれる黄色い色素で、強い抗酸化力をもっています。
エリオシトレン（レモンポリフェノール）には、腸での脂肪吸収を抑制する働きがあり、肥満予防が期待できます。揚げ物など、あぶらっこい食事の後にレモン汁をとると、脂肪吸収を効果的に抑制します。