アルギニン/αリポ酸(アルファリポ酸)/アントシアニン/イソロイシン

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アルギニン

アルギニンはアミノ酸のひとつで、成長ホルモンの合成・分泌にかかわる成分です。

成長ホルモンは、脂肪細胞中に蓄えられている中性脂肪を分解して遊離脂肪酸(エネルギーとして利用されやすい)を血液中に放出します。

その遊離脂肪酸は筋肉などに取り込まれてエネルギー源として使われます。アルギニンは、オルニチンと共に成長ホルモンの分泌を促進します。

成長ホルモンは就寝中に多く分泌されるので、アルギニンなど成長ホルモンの分泌を促進するアミノ酸を寝る前に摂ると、寝ている間に痩せられるといわれています。

また、成長ホルモンは筋肉へアミノ酸を運び、筋肉内のタンパク質量を増やすといった働きもあります。組織の修復を助け、運動でダメージを受けた筋肉の修復をすばやく行います。 

成長ホルモンは運動後にも多く分泌されます。アルギニンを摂取することで成長ホルモンの分泌を促進し、効率よい筋肉づくりに役立つので結果として基礎代謝量をあげ消費カロリーを増やすことができます。

αリポ酸(アルファリポ酸)

αリポ酸(アルファリポ酸)は、体内のほとんどの細胞に存在する補酵素 です。

コエンザイムQ10と働きは似ていて、αリポ酸(アルファリポ酸)は細胞に運ばれた糖からエネルギーをつくる際に必要な成分です。糖がエネルギーとして利用されやすいように分解します。

このようにαリポ酸(アルファリポ酸)は糖代謝をよくしますので、αリポ酸アルファリポ酸を摂取すると脂肪がつきにくくなるといわれています。

消費されない糖は、脂肪として体内に蓄積されていきます。αリポ酸(アルファリポ酸)は体内で生成されますが、加齢とともに体内での生産量が少なくなります。

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アントシアニン

アントシアニンは、ブルーベリーなどに含まれる紫色の色素成分でポリフェノールのひとつです。

ポリフェノールの働きが脂質の吸収を抑制するので、摂取した脂質が体脂肪として蓄積されるのを予防します。

また、アントシアニンは、目に効く成分としてよく知られていますが、血液をサラサラにして血流を促進促し、冷えを改善する作用があります。

イソロイシン

イソロイシンは、BCAA(分岐鎖アミノ酸)とよばれる筋肉でエネルギー源となるアミノ酸のひとつです。

イソロイシンは、筋肉内にグリコーゲンを蓄積する働きがあるため、持久力を維持するのに効果的です。

運動前にBCAA(分岐鎖アミノ酸)を摂取すると、血液中のBCAA(分岐鎖アミノ酸)がエネルギー源として先に使われます。 

筋肉内のBCAA(分岐鎖アミノ酸)が分解され、エネルギー源として使われるのを抑制するので、筋肉のダメージを少なくします。

筋肉のダメージが少なければ運動時間を長くとることができるため、運動による消費カロリーを増やすことができます。

またBCAA(分岐鎖アミノ酸)は、筋肉繊維をつくるたんぱく質を構成する主成分です。筋肉は、損傷→再生→筋肉量増加を繰り返すことで強く太くなっていきます。

筋肉をつくる材料となるBCAA(分岐鎖アミノ酸)を摂取することで、再生をスムーズにし筋肉量を増やす助けになります。

筋肉量が増加すると基礎代謝量が増えるので、安静時の消費カロリーを増やし太りにくい体をつくることができます。

運動前30分にBCAA(分岐鎖アミノ酸)を摂取すれば、筋肉が傷つくのを抑制します。そして、運動後1時間以内に摂取すれば、筋肉の合成が促進されます。

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