検査によって何がわかるの?高血圧の際に行われる検査の意味

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高血圧とは血圧が高くなることですが、血圧は1日の中でも変動していますし、緊張したりストレスを感じたりすると一時的に上がることもあります。

また、喫煙の後にも上がります。したがって、一度測定した時にはかなり血圧が高かったのに、後から測ってみたら低くなっていたということもあり得ます。

そのため、きちんと検査をして、高血圧であるかどうかを調べる必要があるのです。

それでは、どのようにして高血圧であるかどうかを調べるのかというと、検査内容は、2日間それぞれ2回ずつ血圧を測定するというものになります。

測定する日は、数日あけるのが一般的です。そして、同じ日の血圧の平均値を出し、それが2日分とも高かった時に高血圧であると判断します。

しかし、家で測ると正常の範囲内なのに、病院で測るときだけなぜか血圧が高くなるという人もいます。

私も実際に経験があるのですが、これは病院であらためて血圧を測定するとなると無意識のうちに緊張してしまうことが原因であると考えられています。

白衣高血圧と呼ばれる状態なのですが、そういった人の場合は、家庭で測定した血圧を考慮する場合もあります。

さらに、高血圧であるかどうかの検査以外にも、病気が無いかどうかを調べる検査もあります。

高血圧が進行すると、体のさまざまな部分に負担がかかるため、病気になりやすくなります。

そこで、心臓・腹部・血液・尿などの検査を行い、体の状態を確かめます。そこで必要と判断された場合は、精密検査を受ける場合も出てきます。

ところで、ほとんどの高血圧では、考えられる要因はあってもはっきりした原因を特定することはできません。

しかし、高血圧の中には原因がはっきり特定できるものもあります。それが、ホルモン異常や腎臓の病気などが原因で起こる高血圧です。

そこで、そういった病気が無いかどうかを調べる検査も行われます。その場合は、高血圧自体の治療よりも、原因となる病気の方を治療しなければならないからです。

高血圧は、色々な病気を引き起こす可能性があるものなので、高血圧であるかどうかを正しく知り、またその影響が体に出ていないかどうかも確かめる必要があります。

検査で分かったことを元に治療計画が立てられるので、まずは体の状態をきちんと知るためにも検査を勧められたら受けるようにしましょう。

また、その結果高血圧であることがわかったら、治療を受けるのと同時に、日常生活の見直しもするようにしましょう。

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