セサミンと青汁。今話題のこの二つを合わせれば効果倍増の健康食品となること間違いないと開発されたセサミン入り青汁。
セサミンは、ゴマ（セサミ）に入っている成分で、抗酸化作用やコレステロール値を低下させて肝臓の機能を回復させると共に血液を浄化するという素晴らしい効力を持っている。
ゴマそのものは、５千年以上前の古代からエジプトで栽培され、健康長寿の食品として食され、中国では不老長寿の薬として珍重されてきた。
それらの先人の偉大さに驚かずにはいられない。ゴマは脂質が多く、たんぱく質や各種ミネラル、ビタミンなど豊富に含んだ食品である。
しかし、その中でセサミンはホンの僅かしか含有されていなく、ゴマの量の１％程度とされる。
従って青汁に加えられるセサミンは単なるゴマではなく、抽出されたセサミンのみが加えられていなくてはならない。
セサミン入り青汁の広告には青汁の原材料の写真とゴマの写真が並べて掲載されているものがある。
セサミン自体の写真を載せる代わりに分かり易くゴマを載せているとも考えられるが、
ゴマそのものを加えているのであれば、セサミンは効果を期待するほどの量は入っていないことになる。
ゴマの香りや、味で飲みやすくなっているとすれば、ゴマの多さに従って、脂質も多く高カロリーなものになってしまう危険さえある。
セサミンがどの程度入っているかは商品によって表示も違うので一概には言えないが、やはり設備の良い大手の会社のものが信頼が置けるのではないだろうか。
なぜかと言えば、ゴマからセサミンを抽出する技術は各会社それぞれ独自の技術を用いていることが多く、
それにはかなりのコストが掛かることは明らかで、商品に対しての研究開発に力を入れているところでないと不可能ではないかと思う。
消費者がそれを見分けることはなかなか難しいと思うが、セサミンの知識として頭にあれば、成分表の見方も変わってきて、正しい商品を選ぶことになると思う。