初心者が選ぶべきfx業者の比較方法、基準とポイント

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初心者の場合は、まずどこかのfx業者に口座を開かなくてはそもそも取引が出来ません。

そこで最初の問題はどうやって、その最初の取引業者を選ぶのかという話になるのですが……

どの業者も一長一短で、全ての面で優れた業者というのはなかなか存在しません。他の人がそんな基準でfx業者を選んでいるのか、気になる話です。

例えばある程度fx取引に慣れている人や、自分の取引したいスタイルがはっきり分かっていれば簡単に選ぶことが出来ます。

短期売買を行いたいのでしたら、スプレッドが狭く、約定率が高い、チャートが使いやすい、かつ自分の使いたいテクニカルを使用できる業者などが向いていますし、

スワップ目的の長期運用を目指すなら、一番重要なのはスワップポイントと業者の安定性ということになります。

高金利なマイナー通貨でも取引を望むなら、取引できる通貨ペアの種類が業者選びの基準になるでしょう。

そのほかには、スキャルピングをやって見たいので、取引システムが使いやすい業者を選びたい場合もあるでしょうし、

ファンダメンタルズ分析を得意とするなら、情報ツールが豊富な業者、豊富な資金を投入しての運用が可能なら、

当然見込める運用益もあがるでしょうから、取引所取引の出来る業者を選ぶなど、様々な基準があります。

このように、自分が想定するトレードスタイルに適した業者を選ぶことはそう難しいことではありません。

ですが、初心者の場合はそもそもトレードスタイルが定まってはいない人も多いはずですので、

この場合は逆にあまり特徴がない、トータルバランスが平均的で無難な業者を選ぶのがよいでしょう。

初心者が選ぶのであれば、それに加えて1,000通貨単位で運用できる業者を選ぶことをお勧めします。

100通貨単位で取引できる業者もありますが、そこまでハードルを下げる必要はありません。

そして、できれば1つではなく、2つの口座を開いてみて下さい。

1つの業者がシステムトラブルなどで決済できなくなったとき、もう一つの業者で反対方向のポジションを持っておけば、

そうしたトラブルに対してのリスクを軽減することが出来ますし、2つの口座の使い勝手を実際に比較することで、自分がfx業者に求めるものが何なのかもわかってくる筈です。

1,000通貨単位で取引できる業者となれば、店頭取引の業者を選ぶことになりますので、ちょっと店頭取引と取引所取引を比べて見ましょうか。

取引所取引とは、くりっく365などの税制優遇が受けられる業者です。取引所取引以外の業者は全て店頭取引となります。

くりっくのほうが税金的に有利だとよく言われますが、そうとも限りません。

一般的には、給与所得とfxによる所得の合計が330万円を超えれば、申告分離課税となり、一律20%のくりっく365など取引所取引のの方が税金面では有利です。

ですが給与所得が200万円の人がfxで100万円の利益を得たとすれば、所得の合計が300万円になりますのでこれは店頭取引の方が有利になります。

店頭取引であれば取引手数料がかかりませんし、スプレッドもくりっくに比べて狭く設定されているところが多いのでコスト的には必ずしもくりっく365系がいいとは言えないことになります。

逆にすでに給与等による年収が330万円を超えているのであれば、くりっく365の中から選んでください。

くりっく365参加業者はスワップや通貨ペアは全ての業者で一律ですので、手数料で業者を選べばよいでしょう。

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