子宮筋腫は手術が必要でないケースが多いですが、手術が必要になったらどのくらいの費用や、期間がかかるのでしょうか?
筋腫の状態によって手術の方法が異なり、術式によって費用なども異なりますのでいろんなケースをご紹介します。
まずは一番入院期間が短い手術は、子宮の入り口から子宮鏡という子宮用の内視鏡をいれて行なわれる手術です。
こちらは外側からはお腹を切らないですむので、子宮筋腫の手術では一番体への負担が少なく早ければ翌日には退院できます。
費用は手術と入院合わせて10万円かからない程度です。
次に腹腔鏡というお腹に小さな穴を二ヶ所つくって、そこから器具を入れて行なわれる手術です。
こちらはお腹を少し切りますが、小さな傷ですむので、早く回復できます。費用は15万円から25万円ほどで、入院期間は1~2週間です。
最後に開腹する手術です。こちらはお腹を切るので体の負担は大きいですが、他の術式では手術が行なえない場合でも開腹手術なら可能です。
費用は20万円から30万円ほどで2~3週間の入院が必要です。
さて入院の際に持っていく荷物はどんなものが必要でしょうか?
最低限は洗面用具、パジャマ、タオル、スリッパです。
パジャマは有料で貸してくれるところもあるので、必要ないこともあります。
持って行ったほうがいいものは基礎化粧品、携帯電話の充電器、音楽再生プレイヤーです。
入院中は顔色の変化に気づきやすくするために、化粧を控えたほうがいいので、
せっかく化粧をしないならそのぶんお肌を休める期間にと考えて、基礎のお手入れだけはしっかり行なうといいでしょう。
携帯電話の充電器は、充電させてくれない病院もあるでしょうし、そもそも携帯の電源を入れれずに電池がなくならないため必要ないこともあるかもしれません。
本などは術後の疲れた体に負担を与えることもあるので、音楽のほうが体を休めることができます。
しかし入院中は退屈に感じることもあると思うので、本やゲームが好きなかたは持っていくとよいでしょう。
さらにあると便利なものが、ふりかけです。
病院食では物足りないときにご飯にかけるとおいしく食べれます。
栄養士さんが考えてくれた食事なので、あまり手を加えずに食べれるならそうしたほうがいいですが、
食事が進まないと体の回復にもよくないので、なにか好きなものを持っていくといいでしょう。
以上、おおまかに手術のことや入院の際に持っていくものをまとめました。
体への負担が少ない手術とは言っても痛みはあるので、入院中や退院したあともしばらくは無理せずにからだをゆっくり休めてるようにしてください。