青汁を選ぶときのこつは、青汁の成分だけでなく、品質も併せてみるようにしましょう。
青汁の原料の中でも、代表的なのがケール、大麦若葉、明日葉の3つです。
どれも、一般的な野菜と比較すると、栄養が豊富で野菜不足解消には最適です。
青汁といえば、ケールを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。それほど、多くの青汁の原料はケールが使用されているということです。
ケールは、青野菜の中でも抜群の栄養があり、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ミネラル、カルシウム、など多くの成分を含んでいます。
ケールは、生命力が強く、一年中栽培できますが、ケールの実物そのものを目にする機会は、日本ではあまりありません。
ケール自体には独特のクセがあるために、苦味や青臭さがだめだという人には向いていないです。
しかし、ケールは血中コレステロールを低下させるので高血圧の方には最適な野菜ですし、
身体の免疫力を高めるという効能がありますので、無理してでも飲んだほうが健康のためです。
とはいえ、青汁は長期間にわたって飲み続けないと意味がないので、飲みやすさっていうのは大きなポイントとなってきます。
そこで、各メーカーは山田養蜂の蜂蜜を入れたり、豆乳入りにしたり、飲みやすい青汁の商品開発に全力を注ぎはじめています。
青汁 大麦若葉
大麦若葉のと大きな特徴というと、「ケールの青汁よりも飲みやすい!」っていうことです。
昔、ケールの青汁を飲んで青汁ぎらいになっていた人も、大麦若葉だと「あれ、なんだぜんぜん続けられるじゃない」と思えるほど飲みやすいです。
大麦若葉というのは、野菜の名前ではなく、若い大麦の葉を摘み取って原料にしたもので、あくがあまり強くありません。
大麦若葉には、他の緑黄色野菜よりも鉄分、カルシウム、マグネシウム、ビタミン、ミネラル、
そして、体に有害な活性酸素をやっつけてくれる酵素などの栄養素がバランスよく含まれているために、野菜不足を解消するにはぴったりです。
青汁 明日葉
明日葉(あしたば)って変わった名前だと思いませんか。
これは、今日、葉を摘んでももう明日には新しい葉がでてくるという意味でつけられた名前です。
つまり、生命力が強い植物で、八丈島や伊豆諸島といった地域限定の温暖な場所で、栽培されています。
明日葉には、カリウム、ビタミン、ナトリウム、カロテンという栄養素が含まれていますが、中でも、カルコンやクマリンという薬効成分がある栄養素はすごいパワーがあります。
カルコンは、がん予防や血栓予防に、またクマリンはアルツハイマー病の予防に効果を発するといわれています。
明日葉は、ケールや大麦若葉の青汁と比較すると、商品数が少ないですが。抹茶風味で飲みやすい青汁として知られています。
生活習慣病が気になる方には明日葉の青汁がおすすめです。