偏頭痛は市販薬か処方薬か / バファリンとセデスはどう違う?

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片頭痛の痛みが軽度、中等度の人は、医師の助けを借りなくても、生活習慣を変えて誘因を取り除き、市販の鎮痛薬を飲んで安静にするなどすれば、効果を得られることがあります。

市販の薬を使うときは、やはり痛み始めたら早めに服用します。自分に合った薬の探し方ですが、早めに飲んだのに2時間たっても効果がないものは合っていないと判断してよいでしょう。

ただし、薬を飲んだら大丈夫と判断し、痛みを押して動き回れば、得られるはずの効果も得られません。薬を飲んだら安静にする、できたら睡眠を取ることが条件と言ってよいでしょう。

もし、それが叶わない人は、椅子に腰かけてデスクワークだけにするとか、軽作業に留めるといった工夫が必須です。

まず、何でもよいから、市販の鎮痛薬か消炎鎮痛薬を買って試してみることから始めましょう。

自分に合う薬を探すことが初期段階には大事です。市販薬で治ればそれでも問題はないのです。但し、薬の飲み過ぎは偏頭痛を悪化させてしまうので注意を要します。

いくつか市販薬を試してみて効果が得られない場合は、医師に相談して血管拡張予防薬を処方してもらいましょう。

効き目がなかった場合、あと1つ、2つ、ほかの薬を試してみて、それでも効果がなかったら、病院(できれば、神経内科)へ行って専門医に相談する方が良いでしょう。

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バファリンとセデスはどう違う?

頭痛薬として使われている市販の痛み止めにも、それぞれ特徴があります。自分に合った薬を使うようにしなければなりません。

例えば、「バファリンA」と「新セデス錠」のふたつを比べただけでも、それぞれ次のような特徴があります。

「バファリンA」は、いわゆるアスピリンです。アスピリンは消炎鎮痛薬で、炎症を抑えて痛みを和らげる作用があります。

ダイアルミネートという成分には、痛みを和らげる成分の吸収をよくする働きがあります。

「新セデス錠」は鎮痛薬と消炎鎮痛薬の配合薬です。アセトアミノフェンという成分は、痛みを和らげる作用があり、アリルイソプロピルアセチル尿素には、軽い鎮痛作用があります。

人によっては、この鎮痛作用で少々フラフラすることがあるようです。

「新セデス錠」にはカフェインも少量含まれていますが、これは、胃液の分泌を促し、薬に含まれるほかの成分の吸収をよくしたり、眠気を抑えたりする働きがあります。

このように、薬によって異なる成分が含まれているので、「新セデス錠」の方が飲みやすいとか、効果があるという人もいますし、フラフラしてだめという人もいます。

一方、「バファリンA」の方がよく効くという人もいます。薬の成分によって、その人に合う合わないが確かにあるのです。

効くかどうかだけでなく、副作用も考えて、自分に合った鎮痛薬を探して行く必要があります。

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