マカ Maca

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マカ Maca

◆滋養強壮、精力増強
◆更年期障害、生理痛の緩和
◆不妊
◆ストレス
◆免疫強化
◆冷え性

アブラナ科の宿根性植物。茎は5センチほどと短く、根は円錐形でカブに良く似ています。白、茶色、紫、ピンク、黒っぽいものと様々な色をしています。

原産地は、南米の太平洋側に連なるアンデス山脈の、高度4000m前後のペルー耕地で栽培されたものが良質と言われています。

また、日中は強い日差しを浴びて、昼間の気温は約20℃、夜は−10℃前後という、温度差がかなり激しく、厳しい自然環境の中で育つ植物です。

そして一度栽培すると数年間は土地を不毛にしてしまうので、マカを栽培した後は、家畜を飼い5〜6年土地を休ませて、家畜の堆肥を十分に馴染ませてから栽培を開始します。

なお、古代インカ帝国の時代に貴族の食べ物としてマカが珍重され、戦士への報奨として使われたという、言い伝えが残っています。

マカの大きな特長は、栄養価がとても高いということです。

たんぱく質や炭水化物、ビタミン、ミネラル、また、リジンやイソロイシン、スレオニン、バリンなどの必須アミノ酸も多く含まれています。

その他、アルカロイド、タンニン、アントシアニン、サポニン、ステロイド、テルペノイドといった機能性成分が含まれています。

この、数多く含まれている成分が、強壮作用を含め、身体全体によい作用を与えてくれます。

マカには、滋養強壮効果で知られている朝鮮人参に含まれている成分「サポニン」や、精子の生成を活性化する作用がある「亜鉛」が多く含まれています。

なお、バイアグラと似た作用があると言われていますが、「マカ」には副作用の心配がないのが大きな違いです。

また、女性ホルモン「エストロゲン」と似た作用があると実証されています。

カルシウム、鉄などのミネラルと、アミノ酸との相乗効果によってホルモンバランスを整え、閉経前後の時期におこる、頭痛、のぼせ、ほてり、肩こり、腰痛、動悸、倦怠感、もの忘れ、不眠などの症状の緩和が期待できます。

ホルモンバランスが整うことが、生理不順、生理痛、月経困難症の改善にもつながります。

また、マカに含まれるアミノ酸の一種である女性の受胎能力の環境を調節する働きがあるリジン、男性生殖細胞の80%を構成しているアルギニン酸が、多量に含まれているため、

これらが生殖器官を刺激しホルモンの分泌を促進、受胎を促してくれるとのことです。

ストレスに対抗する栄養素と言われる、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウムなどが、緊張を緩和・ストレスを撃退します。

上記で説明したように、マカにはホルモンバランスを整える作用があるので、ストレスが原因のホルモンバランスの崩れを正常に保ち、さらにストレスに勝つ強い身体をつくります。

マカは弱くなった副腎腺を元気にし、慢性疲労を和らげます。

また、マカに含まれる栄養素の相乗効果によって、免疫力を高め、肉体疲労、精神疲労記憶力の減退に効き目があるといわれています。

甲状腺ホルモンは、体温やエネルギー調節をする大切なホルモンです。

マカに含まれるヨウ素が、この甲状腺ホルモンを活性化し、心身を元気にすると考えられています。

また、アスパラギン酸が体内の血流を良くし、新陳代謝を促すことによって、冷え性の改善が期待できます。

その他にも、集中力と記憶力の向上、眼精疲労、腰痛、肩こりの緩和、老化防止などなど、多くの効用が知られています。

体調の保持、頭脳と反射能力を維持する力があるということから、NASA(アメリカ航空宇宙局)では、宇宙飛行士の機能性食品としてマカが使用されています。

マカと聞くと、男性用のサプリメントと思われていた方が多いと思いますが、実は、女性特有の辛い症状の緩和などが期待できる、男性だけではなく、女性にもうれしいサプリメントです。

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