鉄剤服用の副作用で便秘になる 便秘がちなときの鉄分補給には要注意

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鉄分は、身体の栄養素として大切な栄養素で、血液中や肝臓、骨髄などに存在しており、身体を作っています。

血液によって体の隅々まで酸素を運び、また筋肉の収縮やコラーゲンの合成を助ける働きを持っています。

この鉄が不足すると貧血になったり筋力の低下を招くことになります。

妊娠時や貧血気味な人はこの鉄分が足りないことが多く、医師から鉄剤を処方されたり、自ら鉄のサプリメントを摂ったりする人も多くいます。

このような鉄剤を摂取することで、その副作用により便秘になることも少なくありません。

特に妊娠時は、それでなくとも身体のバランスが不安定なときです。

そのために鉄分が足りなくなるわけですが、便秘がちなところに、さらに鉄分を補おうとして服用した鉄剤による副作用で便秘ということになります。

副作用が生じないとされる鉄の上限値は、1日あたり、成人男性では45~55ミリグラム、成人女性では40~45ミリグラムです。

この値より多い量の鉄を摂ることが長時間にわたり続くようであると、便秘などの副作用の可能性が高くなります。

ただ、これらの量を食べ物に置き換えてみると、豚レバーで150グラム、大豆で130グラムと結構な量になり偏食でもしなければ日常の食生活で鉄分の摂り過ぎを心配することはありません。

やはり、妊娠時などに、医師から鉄剤を処方されたときや、鉄不足ということでサプリメントを摂るようなときは注意が必要ということになります。

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